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Android 13 (T) API 33 への対応方法 | Xamarin.Forms
- 2023/11/13
- 12:15
今回は投稿が遅れましたが、期限が2023年11月１日に差し迫った、アプリをターゲットフレームワーク Android 13 T (API 33) へ対応する方法につきまして、覚え書きしたいと思います。
ただし、通知に関する仕様変更に対応する他にも Xamarin.AndroidX 関連の NuGet パッケージの更新などが必要でした。
【Google 公式サイトの内容】
https://developer.android.com/about/versions/13/behavior-changes-13?hl=ja
https://developer.android.com/about/versions/13/behavior-changes-all?hl=ja
前提条件
・Windows10 Pro 64Bit 1903
・Visual Studio 2022 Community v17.4.3
・Xamarin 17.4.0.312 (NuGet Xamarin.Forms 4.6.0.1141)
１．事前準備
Android13 の SDK やシミュレータをインストールするために、Visual Studio 2022 のバージョンを v17.4.3 以降に更新します。更新したら、Android SDK マネージャで、Android 13 の必要な環境をダウンロード & インストールします。
その上で、Android プロジェクトのプロパティからターゲットフレームワークを Android 13.0 (T) に変更します。
２．NuGet パッケージの更新
Xamarin.Forms 及び、Xamarin.AndroidX 系の NuGet パッケージを最新バージョンに更新する必要があるようでした。※Xamarin.Forms は最新バージョンでなくてもよいはずですが、ビルドエラーなど発生しましたので、MAUIにコンバートする為にも最新バージョンに更新したほうが良いでしょう。
３．通知に関する仕様変更
ターゲットフレームワークを Android 13 (T) に変更すると、通知に関する仕様変更があるようです。以下のパーミッションを追加し、Androidプロジェクト実行時に権限を確認し、許可されていなければ許可してもらうようにダイアログを表示する必要があります。
AndroidManifest.xml
<uses-permission android:name="android.permission.POST_NOTIFICATIONS"/>
PermissionService.cs
using Android.App;
using Android.Content; using Android.Content.PM;
using Android.OS; using AppName.Services; using Forms = AppName.Droid.Models.Forms; [assembly: Dependency(typeof(PermissionService))]
namespace AppName.Droid.Services
{
public class PermissionService : IPermissionService
{
public void RequestNotifyPermission() { try { if (Build.VERSION.SdkInt < BuildVersionCodes.M) { return; } //Android6 Marshmallow以降 string[] permissions = new string[] { Android.Manifest.Permission.PostNotifications }; this.RequestPermissions(permissions); } catch (Exception ex) { Console.WriteLine(ex); } } private void RequestPermissions(string[] permissions) { Context context = Forms.Context; foreach (string pm in permissions) { if (context.CheckSelfPermission(pm) != Permission.Granted) { //パーミッションの許可を求める ((Activity)context).RequestPermissions(permissions, RequestCode.Permission); break; } } }
}
}
※ 次の記事「MainActivityのインスタンスを取得する方法」でも紹介しておりますが、Forms.Context は MainActivity.cs で取得した Activity のインスタンスをシングルトンで保持しているプロパティです。Xamarin.Forms.Forms.Context が廃止されたための対応を行っております。
以上で、Android 13 (T) に対応することができました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
当ブログの内容をまとめた Xamarin逆引きメニュー は以下のURLからご覧になれます。
https://itblog.dynaspo.com/blog-entry-81.html
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