今回は Visual Studio 2019 の開発環境を何度も構築・検証している際に、Hyper-Vが再インストールされたようでして、VMware で動作する macOS を起動しようとしたところ、標題のようなエラーメッセージが表示されましたので、対応方法について覚え書きしたいと思います。
前提条件
・Windows10 Pro 64Bit 1903
・Visual Studio 2019 Community
・Xamarin 16.4.000.311 (NuGet Xamarin.Forms 3.4.0.1029999)
・macOS Mojave 10.14.6 / Xcode 11.3.1 / Xamarin.iOS 13.10.0.17
1.エラーの内容
VMware WorkStation Player を開いて、ゲストOSを起動しようとすると、以下のようなエラーが表示されます。

VMware Player と Device/Credential Guard には互換性がありません。
VMware Player と Device/Credential Guard を無効にした後で実行することができます。詳細については、
http://www.vmware.com/go.turnoff_CG_DG を参照してください。
2.対応方法
Hyper-V が動作している環境でこのエラーが表示されますので、Hyper-V を無効にすることで簡単に対応ができます。
以下のコマンドを管理者権限で実行します。
%systemroot%\System32\bcdedit.exe /set hypervisorlaunchtype off
以上で VMware WorkStation Player でゲストOS が起動できるようになります。
尚、Hyper-Vを再度有効にしたい場合は、以下の様に実行します。
%systemroot%\System32\bcdedit.exe /set hypervisorlaunchtype auto
2020/05/30 追記
Microsoft は VMware との協力のもと、"Windows Hypervisor Platform (WHP)" と呼ばれる API を実装したことにより、Hyper-V との共存が可能になりました。VMware Workstation Player 15.5.5 に更新すると上記のコマンドでの対応が必要なくなります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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