Googleのランク決定アルゴリズムの変更によりSSLに対応してるサイトのランクが高く評価されるようになりました。
参考URL:「HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります」
FC2ではSSLに対応すべく随時サービスを更新しているようです。
「【重要なお知らせ】 FC2サービスのSSL化につきまして」
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以上のサービスについてはFC2のサイト内(上記のURL内)で対応方法が記載されていますので、記事に従って対応します。
今回は、それ以外に自分で記述したブログの内容についてSSLに対応する方法を覚え書きしたいと思います。
まず、今回のGoogleの言っていることは、登録ページや購入ページまたは質問ページだけでなく、基本的にドメイン(またはサブドメイン)の全てのページで https://www.company.com/**** としてアクセスできるようにとのことです。FC2ブログでは現在、https://xxxx.blog.fc2.com/ のURLにはアクセスできませんが、そのうちできるようになるそうです。
2018/07/21追記
httpsでのアクセスが可能になっていますので、(常時SSLの)設定を記事の下部に追記しました。

そして、SSLの基本ですが、非SSLコンテンツを含むことはできないという制約(混在は不可)があります。そのため、httpsでアクセスしているコンテンツの中にhttpでの画像やフレームが含まれているとブラウザに警告が表示されます。
FC2ブログでは、特に画像タグと自分のブログ内へのリンクタグの2つが問題となっているようです。
また、アイキャッチ画像(記事の先頭画像のサムネイル)は全ての記事で既にhttp:が取り除かれていました。
尚、Youtubeの動画タグには予めhttpsとされていたので、今回は対応する必要はありません。
<iframe class="youtube" src="https://www.youtube.com/embed/XXXX">
1.画像タグ
<img src="https://blog-imgs-999.fc2.com/a/b/c/xxxxx/image.png" >
画像タグがある場合は上記のように「http:」と記載されている為、警告が表示されるようになってしまいますので、取り除く必要があります。
※また、CSSやテンプレートページに記載されている画像ファイルへのリンクも変更する必要があります。
2.リンクタグ
<a href="http://xxxxx.blog.fc2.com/blog-entry-999.html">
リンクでも「http:」と記載されている場合は、せっかくユーザーがhttpsでアクセスしているのに、リンクをクリックするとhttpに戻ってしまうので、継続させるために取り除いておいた方が望ましいです。
または、以下のように相対リンクにするのも一つの手でしょう。
<a href="/blog-entry-999.html">
※他のサイトへのリンク(外部へのリンク)に関しては「http:」と表記しておいて構いません。逆に外部サイトがhttpsに対応していない場合エラーとなってしまいます。
※また、CSSやテンプレートページに記載されているJavaScript/CSSファイルへのリンクも変更する必要があります。
3.置換方法
以下のようにメモ帳などのテキストエディタにコピーし、「http:」を全置換します。
(1)画像の置換方法
検索する文字列: http://blog-imgs-
置換後の文字列: //blog-imgs-
(2)リンクの置換方法
検索する文字列: href="http://xxxxx.blog.fc2.com
置換後の文字列: href="//xxxxx.blog.fc2.com

※各ページへのリンク等は <a href="/blog-entry-99.html" という記述の方がGoogle Analyticsのデータ表示が正しくなります。
4.常時SSLの設定
全ての記事でリンクの設定が完了したら、最後にSSLに移行します。
以下の管理メニューより
環境設定 > ブログの設定 > SSL設定
(1)試しに一度以下の設定にします。
SSL :有効
転送設定:302(一時的な転送)
(2)全ての記事を確認して、正しく表示できていそうならば、以下の設定に変更します。
SSL :有効
転送設定:301(恒久的な転送)
※これはリンクが全て変更できていない場合や失敗した場合、不具合が生じた場合にSSLを無効にしても今まで通り稼働させるためのステップです。100%大丈夫という確信がありましたら、いきなり(2)の設定を行ってください。
2018年7月にChromeの設定が変更されます。それ以降では遅いので、早急な対応が迫られています。
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