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Google-Services.jsonファイルの配置方法 | Xamarin.Forms


今回はXamarin.AndroidでGoogle-Services.jsonファイルを配置する方法についてまとめてみました。
Googleのサービス(Firebase関連も)を利用する際に必要な設定情報ファイルがGoogle-Services.jsonファイルですが、VisualStudioではどのように配置すればよいのか記載されていないことが多かったです。


xamarin_googleservicesjson_01.png


前提条件
・Windows10 Pro 64Bit
・Visual Studio 2015 Community Update3
・Xamarin 4.3.0.795 (NuGet Xamarin.Forms 2.3.4.247)
・macOS Sierra 10.12.4 / Xcode8.3.1 / Xamarin.iOS 10.6.0.10



1.ターゲットフレームワーク

ターゲットフレームワークはAndroidプロジェクトを右クリックしてアプリケーションから確認できますが、今現在のXamarinのバージョンで開発を始めるとv7以降になっているはずです。v7以降であれば問題がありませんが、v6などそれ以前になっている場合は、v7以降のバージョンにしましょう。
ただし、既に開発済みのアプリのバージョンを上げる際は注意が必要です。

また、もしもv7以降のバージョンが選択肢に表示されていない場合は、SDKManagerから必要なバージョンをダウンロードしましょう。
SDKManagerの保存先は以下の通りです。
 C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\SDK Manager.exe



2.NuGetパッケージの前提

ソリューションを右クリックしてNuGetパッケージの管理からインストールを行います。
(1)Xamarin.Android.Support.v4のバージョンを25.1.0以上に上げましょう。
「Xamarin.Android.Support」で検索してインストールします。(推奨はv25.3.1です)
(2)Xamarin.GooglePlayServices.Tasks v32以降 をインストールします。
「Xamarin.GooglePlayServices」で検索してインストールします。

ただし、この「Xamarin.Android.Support」や「Xamarin.GooglePlayServices」から始まるパッケージは因果関係が多く、インストールまたはアップデートする前に一度ソリューション丸ごとバックアップを取っておきましょう。



3.ビルドアクション

環境が整えば、あとはGoogle-Services.jsonファイルをAndroidプロジェクトの直下に保存します。ビルドアクションを「GoogleServicesJson」に設定します。
(※出力ディレクトリにコピーは、「コピーしない」で大丈夫です。常にコピーするにしてもビルド時にファイルとしては生成されませんでした。)


以上で正常にビルドができます。
 




当ブログの内容をまとめた Xamarin逆引きメニュー は以下のURLからご覧になれます。
https://itblog.dynaspo.com/blog-entry-81.html


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Mac: macOS Catalina 10.15 / Mojave 10.14 / High Sierra 10.13 / Sierra 10.12 / OSX Lion 10.7.5 / OSX Snow Leopard 10.6.8
【言語】
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