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R-SIM10+を使用してSoftbankのiPhone6をFREETELのdocomo回線で使用してみました | R-SIM


私は SoftBank の iPhone6(キャリアSIMロック)を使用していましたが、ついにキャリアを脱出しできました。
今回は R-SIM10+ という商品、いわゆる下駄というやつがamazonで販売されており、購入して使用してみました。中国製品で怪しい上に圏外病などという電波障害に陥ると噂されていますが、割と簡単に設定できました。他にも多くのサイトで紹介されておりますが、肝心なポイントが載っていなかったりしますので、ここに手順をご紹介いたします。



前提条件
・FREETEL 音声通話パック (amazonにて299円で購入)SIMは後日配送
・iOS10の場合は、R-SIM10+ (amazonにて700円程度で購入)
・iOS9の場合は、R-SIM10 (Yahoo acution にて600円で落札)


rsim10_01.png

※R-SIM10は赤色パッケージ



1.docomo系の格安SIMを契約する

docomo系のMVNOの格安SIMを購入して、WEBで登録し、SIMが手元にある状態で進めます。au系の格安SIMでは動作しないとのこと。
登録方法につきましては前回の記事にて紹介しています。



2.R-SIM10+正規品の確認

念のため購入したR-SIM10+が正規品かどうかを確認します。この手順は確認なので、省略可能です。
(1)まずR-SIM10+のパッケージの背面部にステッカーがあり、下の写真の赤色の部分(実際は漢字が書かれている部分)をコイン等で削ると英数字のキーが出てきます。

rsim10_02.png


(2)出てきたキーを以下のサイトにて入力して確認します。
http://www.r-sim.me/

上の段にキーを、下の段には表示されている文字を入力して、checkのボタンを押下します。

rsim10_03.png


(3)正規品であれば以下ようにメッセージが表示されます。
このメッセージが表示されれば、WBEぺージは×ボタンで閉じて大丈夫です。

rsim10_04.png



3.R-SIM10+を設定する

それではR-SIM10+の設定手順を説明していきます。

(1)モバイルデータ通信をOFFにする

rsim10_10.png 


(2)メッセージをOFFにします。

rsim10_11.png


(3)FaceTimeをOFFにします。

rsim10_12.png


(4)WiFiをONにして サファリブラウザを起動します。
FREETELの以下のURLを入力してFREETELに接続するための設定ファイルをダウンロードします。
https://www.freetel.jp/fs.mobileconfig

rsim10_13.png


(5)インストールをタップします。

rsim10_14.png


(6)スマホの暗証番号を入力します。

rsim10_15.png


(7)インストールをタップします。

rsim10_16.png


(8)完了をタップします。

rsim10_17.png


(9)プロファイルにFREETELの設定が埋め込まれました。
この時点で電波は圏外となります。(ただしい動作です。)

rsim10_18.png


(10)iPhoneのSIMを取り出し、R-SIM10+のチップを載せます。
その上に FREETELのSIMを載せます。

rsim10_20.png


(11)少し厚みがでますので、取り出しができなくならないようにテープで段差をカバーします。

rsim10_21.png


(12)SIMを挿入すると見慣れない画面が表示されます。これがR-SIMの設定画面です。元のキャリアがSoftBankなので「JP SoftBank」を選択します。

rsim10_22.png


(13)端末が iOS10 なので「iOS9/10.CDMA 4G Card」を選択します。
「TMSI.2G3G4G」を選択しても動作しました。
iOS9の場合は、R-SIM10を使用して 「iOS9.CDMA 4G Card」を選択します。

rsim10_23.png


(14)この画面が表示されましたら、R-SIMの設定は完了です。
再起動はせずに、了解をタップして閉じます。

rsim10_24.png


(15)iPhoneの設定からキャリアをタップします。
このとき、表示は元のSoftBankのままか何も表示されていない状態となっています。

rsim10_30.png


(16)自動をOFFにして、「NTT DOCOMO」を選択します。

rsim10_31.png


(17)設定は以上で完了です。
※尚、手順(1)~(3)でOFFにしたモバイルデータ通信機能をONに戻してください。
freetel_05.png

ポイントは、
・下駄(R-SIM)は履きっぱなし。
・キャリアを手動で設定しないと圏外病に陥ります。
・12~14の手順は一度行うと、再設定する場合でも二度と表示されませんでした。
・R-SIM10+では、4Gだと1分以上経過すると電話の着信ができなくなります。
・R-SIM10(赤色のパッケージ)でも何時間かすると着信ができなくなります。
・どちらの場合も3Gにすると正常動作します。
・どちらでもWifiに接続すると着信ができなくなります。
・スリープ状態だと着信ができなくなりますが、SMSで通知が来ます。
・キャリアの契約有無には依存しません。
(キャリアの契約終了後も正常に動作することを確認しました)



4.元のキャリアに戻す場合は

R-SIMのチップ(下駄)を取り除くだけではだめです。
既にFREETELのAPN設定情報を取り込んでいますので、そちらを削除します。

(1)設定の一般をタップします。

rsim10_40.png


(2)プロファイルをタップします。

rsim10_41.png


(3)インストール済みのFREETELをタップします。

rsim10_42.png


(4)プロファイルを削除します。

rsim10_43.png


以上で元のキャリアでの接続ができるはずです。つながらない場合は、モバイルデータ通信がONになっているかどうか、ネットワークの初期化を行うか、OSを再起動しましょう。


参考URL
http://www.iphone-kakuyasu-sim.jp/unlock-method/softbank-iphone6-unlock/



5.圏外病の対策

圏外病になってしまった場合は、次の記事で「圏外病から復旧させる新手順」をご紹介しておりますのでご参考ください。



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